2018年4月9日月曜日

オーガニックエコフェスタ2018栄養価コンテスト受賞者紹介







一般社団法人日本有機農業普及協会主催の「栄養価コンテスト」の結果発表は、例年と同じく、オーガニックの隠れた聖地?と呼ばれている徳島県徳島市のアスティとくしま特設ステージにて、2018年2月24日(土曜日)正午12時より行われました。

本年の栄養価コンテテスト募集期間は、2017年2月1日~2018年1月31日まで。途中、6月15日~8月15日の期間に夏のキャンペーン、10月15日~11月15日に秋のキャンペーン、12月15日~1月31日まで冬のキャンペーンを開催し、参加費用を割引にしました。

参加者数は256名、参加検体数は432点、品目数は101品目となりました。多くの方のご参加をいただき、ありがとうございました。



まずは、このレーザーチャートの見方の説明する必要があるでしょう。緑色がその野菜の平均値。赤色が検体の値。この緑の平均値は検査機関である株式会社メディカル青果物研究所(デリカグループ)さんの元へ集められた野菜のデータを元にしています。よって、良い野菜が集まれば、集まるほど平均値は自然と高くなることになります。


検査項目は、①糖度、②抗酸化力、③ビタミンC、④硝酸イオン、⑤食味の5つ項目です。

硝酸イオンは味としてはえぐみや苦みとなります。

抗酸化力は、酸素呼吸を行う生物にとっては、避けてはとおれない活性酸素を除去してくれる成分です。呼吸をすることによって、または、さまざまなストレスを受けることによって、細胞内に発生する活性酸素は、わたしたちの体の細胞を酸化し、老化していってしまいます。活性酸素で遺伝子が傷ついた場合はガンの原因にもなります。抗酸化物質は、その老化の原因である活性酸素を除去できる成分です。

わたしたちが野菜を食べる理由、それはわたしたちの心身の健康のためとはわかっていまはいますが、では、野菜を食べると具体的に体はどう健康になるなっていくのか?について答えることができる人は少ないと思います。野菜に含まれるビタミンやミネラルなどが、私たちの体の中で毎日発生し細胞を老化させている活性酸素を除去し、細胞を健全な状態に保ってくれている。「野菜を食べないと老化する。野菜を食べると若返る。」というと言い過ぎかもしれませんが、逆に実際に実感されている方も多いのではないでしょうか?

栄養価コンテストでは、DPPH法にて抗酸化力を調べてします。この方法は、人工的につくった活性酸素に、野菜をしぼった汁をかけて、人工の活性酸素が除去される時間を調べて、抗酸化力を計測しています。
栄養価コンテストでわかってきたこと。それは、傾向として、硝酸イオンが多い野菜は、糖度もビタミンCも抗酸化力も低くなる傾向があるようです。


逆に、硝酸イオンが少なくなると、糖度もビタミンCも抗酸化力も高くなる傾向があるようです。

窒素は植物にとっては細胞をつくるために必要不可欠な栄養成分ですが、空気中の窒素ガスはりようできません。土の中から根によって窒素を吸収するしかないのです。窒素にもいろいろ種類があり、硝酸は、その窒素の中でも、酸化された窒素で、化学肥料の成分でもあります。

野菜栽培に化学肥料を使わなければ、野菜内の硝酸イオンの値は下がると考えらえていましたが、実際にはそうでもないようです。化学肥料をまったく使用しない有機栽培においても、栽培方法によっては、硝酸イオンが多くなってしまうことがあり、結果として栄養価が低くなることもあるようです。また逆に、硝酸イオンをぐっと低く抑える栽培技術をもっている生産農家さんでは、糖度・ビタミンC・抗酸化力をぐっと高めた野菜を安定的につくることもできるようになってきています。

硝酸イオンを抑えることができる栽培技術を知っているかいなか?また、知っていても、実際に栄養価を高めるという結果に結びつけることができているかどうか?

そこがこのコンテストの勝敗を左右しているようです。


では、いよいよ栄養価コンテスト2018の結果発表です。今年は、32部門に部門別最優秀賞を、そして特に栄養価の成績が優秀と考えられる13点について優秀賞を贈ります。

今回、一番、参加者が多かったのは49点参加の人参でした。人参は夏と冬に分けて、まずは冬人参の中から特に優秀な方を16点ノミネートします。

ノミネートされた16点を紹介します。緑の平均値を中央に小さく押し込んだものほど、栄養価が高いということができます。また、硝酸イオン値が低いほど、抗酸化力・糖度・ビタミンCが高まる傾向にあるので、右に凸となった三角になると、栄養価は高くなる傾向があります。昨年の人参の最優秀賞は愛媛の大谷武久さんでした。

人参は品種によっても、栄養価が異なる傾向があります。赤い色が濃いものほど栄養価が高くなる傾向があります。ところが、向陽二号のような一般的な普通の人参でも栽培の仕方では、栄養価が高くなる傾向があるようです。


さて、どの形が一番、おいしい形でしょうか?



人参の栄養価を抗酸化力の高い順に並べてみました。上位3名の方が飛びぬけています。1位は広島県の戸山の郷中王さん、2位は茨城県の根元聡司さん、3位は高知県の岩上隼人さん。4位に昨年の最優秀賞の大谷武久さんがおられます。3位の高知県の岩上隼人さんは、愛媛県の有機農業技術勉強会に参加し、大谷さんの技を学び、自身の作に採用した結果、大谷さんをわずかに超える成果をあげました。これが栄養価コンテストを通じてもっともやりたかったことです。上手な人が誰なのかを明らかにし、その技術に学ぶと上手になる。農業は突き詰めていくと技術力ですので、この方法が、農業界全体の技術力の底上げにつながっていくと考えます。栄養価コンテストの開催の意義はここに集約されると考えます。

各項目別で、上位の方を比べてみましょう。糖度の1位は熊本県の田中誠さん。抗酸化力とビタミンCの1位は共に広島県の農業組合法人戸山の郷中王さん。硝酸イオンの低い方は、兵庫県の高見康彦さん。

冬人参の最優秀賞は、広島県の農事組合法人戸山の郷中王さんです。抗酸化力:30.3は平均値の約5倍、ビタミンC:12.6は平均値の約2倍、糖度10.1も全体で4位でした。品種は京くれない。人参は品種によって、栄養価が高くなるものがあると考えます。京くれないはタキイの品種で、リコピンの多い金時人参と、カロテンの多い西洋人参の中間的な品種ということですが、戸山の郷中王さんの栄養価は、品種だけではない、栽培技術力のたまものと考えます。エントリーシートには記載がなかったのですが、つまり企業秘密ということなのでしょうが、やはり堆肥に工夫があるようです。
夏人参部門は4点の参加がありました。

夏人参の最優秀賞は、福島県の小野寺淳さん。抗酸化力:10.9と、ビタミンC:13.8は共に、平均値のほぼ2倍というとても優秀な成績でした。
玄米部門には36点の参加がありました。

食味が5段階評価の5であった方が3点ありました。岡山県の藤田仁志さん、兵庫県の村上ファームさん、昨年の最優秀賞者である福島県の佐原裕司さんです。福島県の佐原さんのお米のおいしさは安定しているようです。


お米を糖度の高い順に並べました。1位の方は2名、熊本県の田中誠さん、徳島県の大嶽ひとみさん、共に33.5でした。
栄養価コンテストの結果発表会の開催地である徳島県。土壌分析を行い施肥設計をして、土壌栄養成分の最適化を行う。ミネラル肥料やアミノ酸肥料についても、いろいろ研究し、食味にこだわった栽培方法をいろいろ取り入れていますが、栄養価はどうでしょうか? 糖度と抗酸化力の値が共に高い方が3名おられます。徳島県海陽町の石田一恵さんは、糖度:29.2、抗酸化力:32.7、徳島県小松島市の森博之さんは、糖度:31.5、抗酸化力:32.0、徳島県徳島市の坂東明文さんは、糖度:29.9、抗酸化力:33.2でした。

糖度の順に並べると、早場米の西日本勢は糖度は高いが、抗酸化力は振るいません。逆に、東日本勢は糖度は低いが抗酸化力が高い傾向があるようです。抗酸化力を生み出す成分は、作物体内で糖を原料に生成しています。糖度が高いということは、まだ栄養成分に転換されていないということを示し、栄養成分が高いということは糖が使用されたことを示すといえるかもしれません。この結果から推測するに、早場米は、甘み重視の戦略。登熟に時間がかけれる地域は、栄養価重視の玄米販売戦略がよいということでしょうか。

抗酸化力でおひとり跳び抜けている方がいます。岡山県の藤田仁志さんです。藤田さんは微生物を活性化するバクチャー栽培を行っています。バクチャーはBack to the Natureの略で、「自然本来の美しい姿への回帰」という意味があるとのことです。特定の微生物を入れるのではなく、天然土着の微生物を活性化させる栄養素を入れるとのことです。昨年も上位でした。この技術は、今後注目です。

昨年の玄米部門の最優秀賞の佐原裕司さんは、抗酸化力:78.7を出しています。抗酸化力の平均値を大きく引き上げてしまってします。今年のお米は、全体的に栄養価が低い傾向があるようです。天候に左右されている感があります。


お米部門(玄米部門)の最優秀賞は、おひとりだけ跳び抜けていた岡山県の藤田仁志さんです。
今年のイチゴ部門への参加者は21点。抗酸化力で300の大台を超える方が3点もありました。広島県の西日本高速道路エンジニアリング中国北広島農場さん、茨城県の深作農園さん、岡山県の河合秀雄さんです。また、糖度が11を超える方も4点ありました。広島県の西日本高速道路エンジニアリング中国北広島農場さん、茨城県の深作農園さん、茨城県の菅谷利男さん、三重県の倉野佳典さんです。



昨年の最優秀賞であった徳島県の木下芳臣さん、一昨年の最優秀賞であった茨城県の菅谷利男さんもノミネートされています。
抗酸化力1位は、茨城県の深作農園さんで値は348。深作農園さんは、6代続く農家で、観光農園にも力を入れています。高い抗酸化力を実現できたのは、自作の堆肥場を改修して、かなり品質のいい堆肥をつくれるようになったからということです。

イチゴ部門の最優秀賞は西日本高速道路エンジニアリング中国の北広島農場さんです。北広島農場さんは、2009年より農業事業に参入。お米づくりではかなりおいしいお米をつくる実力派です。今回は、高設の土耕栽培。有機質肥料を活用した土作りをしたイチゴで受賞しました。

ホウレン草部門も、26点と多数の方の参加を頂き、激戦区となりました。特に栄養価の高い方は次の8点です。

千葉県の有限会社フォトシンセスさん、山形県のおぎたま興農舎さん、熊本県の田中誠さん、徳島県の横田光弘さん。
茨城県のユニオンファームさん。同じく茨城県の須崎農園さん。徳島県の喜多弘さん、同じく徳島県の坂東明文さん。

ホウレン草を抗酸化力の高い順に並べたグラフです。1位~15位まで。

ホウレン草を抗酸化力の高い順に並べたグラフです。16位~26位まで。


項目別の上位者は、糖度とビタミンCは徳島県の横田光弘さん。抗酸化力は千葉県の有限会社フォトシンセスさん。硝酸イオンを低く抑えて方は、硝酸がほぼゼロが3名、山形県のおぎたま興農舎さん、京都府の上村真二さん。千葉県の有限会社フォトシンセスさん。

硝酸イオンを低く抑えることができることは、まぐれや偶然ではなく、栽培技術力と考えます。糖度とビタミンCは徳島県の横田光弘さん。抗酸化力は千葉県の有限会社フォトシンセスさん。どちらも硝酸イオンはやや高く。総合力で、抗酸化力:4位、ビタミンC:2位、糖度:7位の熊本県の田中誠さんを最優秀賞としました。

もうお一方、千葉県の有限会社フォトシンセスさんに優秀賞を送りたいと思います。抗酸化力:217は1位。ビタミンC:108は3位。糖度11.8は5位でした。

参加者21点の中からノミネートは4点。小松菜も毎年、多くの方が参加してくださっています。

食味で5の評価を受けたのは5点だけ。愛知県の花ごころさん、岡山県の杉山謙心さん、岐阜県のありがとうファームの雲英顕一さん、中張憲一さんの2点です。

ひとつ頭抜けているのが、1位の愛知県の花ごころさん。抗酸化力:260、糖度12.4でした。岡山県の杉山謙心さんは抗酸化力:187、糖度:8.2と非常に高い値を出しています。また、茨城県のユニオンファームさんは、抗酸化力:182、糖度7.1とこれに続いています。抗酸化力で180超え、糖度で7.0超えは、以上の3点だけでした。




硝酸イオンを抑えると、栄養価が高くなる。この法則に忠実に栽培するととうなるのか?さまざまな硝酸イオンを抑える技術を駆使し、硝酸イオンをゼロにすると、驚くほど栄養価が高くなりました。抗酸化力:260は平均値のほぼ4倍、ビタミンC:142は平均値の2倍以上。最優秀賞は愛知県の花ごころさんです。

夏の小松菜は、生育が早く、栽培期間が短く、栄養価が高まりにくいです。そんな夏にも栄養価の高い小松菜をつくるには、それなりの確かな栽培技術力が必要です。

抗酸化力146と平均値の3倍近く、ビタミンCも102と2倍近くの値です。硝酸イオンも平均値が5270のところ、3分の1以下の1370ととても低く抑えております。味の評価も5でした。夏小松菜の最優秀賞は、徳島県の海陽町の中張憲一さんです。

チンゲンサイ部門には3点が参加されました。その中からノミネートはすべての3点。

栄養価コンテスト2連覇の和歌山県の自然農法の達人である橋本進さんに挑むのは、愛知県の花ごころさん。

石川県の宮本稔也さんの抗酸化力:74.8は平均値の1.3倍でした。


チンゲンサイ部門の最優秀賞は愛知県の花ごころさんです。花ごころは、小松菜に引き続き、硝酸イオンをほぼゼロに押さえ込む技術を使い、硝酸イオンを低くするのが難しいチンゲンサイにて、硝酸をほぼゼロに仕上げてきました。糖度は平均値の約2倍の9.4、抗酸化力:168は平均値の約3倍、ビタミンCは98.7で平均値の約2倍という、驚異的な数字です。

大根も、硝酸イオンを低く抑えるのが難しい野菜です。
食味5の評価の大根は5点。香川県の宮下泰弘さん、京都府の上村慎二さん、三重県の増田裕子さん、岡山県の池田和子さん、赤大根で参加の愛媛県の古谷栄樹さんです。

抗酸化力の高い順は、1位は広島県のインスマート株式会社さん:57.5、2位は三重県四日市市の増田裕子さん:48.8、3位は岡山県新庄村の池田和子さん:47.0、4位は昨年の最優秀賞受賞者の京都府の上村慎二さん、5位は愛媛県大洲市の二宮さんと香川県の宮下泰弘さん:31.2、7位は徳島県海陽町の平岡伸弘さん:31.1です。

糖度については1位は香川県の宮下泰弘さん:6.3、2位は徳島県徳島市の坂東明文さん:5.9、3位は2名、京都府の上村真二さんと岡山県新庄村の池田和子さん:5.6、5位は4名、広島県のインスマート株式会社さん、三重県四日市市の増田裕子さん、兵庫県の岩元清志さん、徳島県海陽町の平岡伸弘さん:5.5でした。


大根部門の最優秀賞は宮下泰弘さん。硝酸イオンの低さ:91.2で1位、糖度:6.3も頭ひとつ抜けての1位。抗酸化力31.2は6位ですが、食味でなかなか取れない5であったことを高く評価します。硝酸イオンの値を低く抑えるのは技術が必要となります。どのような技術を使われたかは、直接、ご本人にお尋ねください。

赤い大根は糖度と抗酸化力、ビタミンCも高くなる傾向があります。そのような赤い大根の中で、飛びぬけてよい成績であったので、愛媛県の古谷栄樹さんに優秀賞を贈りたいと思います。硝酸イオン値を100以下に抑えるには、それなりの技術が入ります。これはすごいことだと考えます。

タマネギ部門には13点の参加がありました。その内、4点をノミネートしたします。

タマネギはまん丸になればなるほど、良いタマネギです。


抗酸化力の1位は東京都の矢藤茂さん:15.7と頭ひとつ飛びぬけました。2位は北海道の宇野聡一さん:13.0、3位は兵庫県丹波市市島のワタミファームさん:12.5でした。

糖度で10の大台を超えた方は2点、1位は東京都の矢藤茂さん:10.6、2位が兵庫県淡路島の仲野隆行さん:10.0でした。


タマネギ部門最優秀賞は東京都の矢藤茂さん。平均値の緑のゾーンを小さく中に押し込んでいます。抗酸化力は平均値の2.4倍です。
スイートコーン部門への参加者は7点、そのうち3点をノミネートしたします。


参加7点すべてが、糖度の平均値:16.4を上回るというハイレベルのコンテストとなりました。

抗酸化力の1位は2名、広島県の農事組合法人戸山の郷中王さん、島根県の農の学校BLOFアカデミーおおなんさんが、どちらも52.1、3位は兵庫県淡路島の仲野隆行さんで、46.8でした。

糖度の1位は、島根県の農の学校BLOFアカデミーおおなんさんが19.4、2位が広島県の農事組合法人戸山の郷中王さんで、19.1でした。

スイートコーン部門の最優秀賞は島根県の農の学校BLOFアカデミーおおなんさんです。BLOFアカデミーおおなんさんは昨年に続きスイートコーン部門2連覇です。確かな技術力と、安定感のある土作りが垣間見えます。

夏トマト部門は全部で17点の参加がありました。
大玉トマトが6点、中玉トマトが3点、ミニトマトが8点です。
秋冬トマト部門には26点の参加がありました。
大玉トマト7点、中玉トマト6点、ミニトマト13点です。

夏大玉トマトは6点中4点がノミネートとなりました。
食味において5の評価を獲得された方は4名。徳島県の坂東明文さんの桃太郎、熊本県の澤村輝彦さんのマイロック、岐阜県のありがとうファーム(雲英顕一)さんの桃太郎、岐阜県の中家重彦さんの麗夏です。

糖度の1位は、岐阜県の中家重彦さんの麗夏で6.9、2位は徳島県の坂東明文さんの桃太郎で6.8、3位は岐阜県のありがとうファーム(雲英顕一)さんで6.4でした。

秋冬大玉トマトは7点中2点がノミネートとなりました。
食味において5の評価を獲得された方は2名。熊本県の澤村輝彦さんのCFハウス桃太郎はるか、徳島県のアグリベストの桃太郎です。

糖度の1位は、徳島県のアグリベストの桃太郎で9.1、2位は熊本県の澤村輝彦さんのCFハウス桃太郎はるかで7.1です。

トマトは栄養価が高い方が、味の評価も良くなる傾向があるようです。

夏大玉トマトの抗酸化力の1位は徳島県の坂東明文さんの桃太郎で41.9、2位は熊本県の澤村輝彦さんのマイロックで41.5、3位は岐阜県のありがとうファーム(雲英顕一)さんの桃太郎で36.4、岐阜県の中家重彦さんの麗夏で33.4でした。

秋冬大玉トマトの抗酸化力の1位は熊本県の澤村輝彦さんのCFハウス桃太郎はるかで34.6、徳島県のアグリベストの桃太郎で25.3でした。



夏大玉トマト部門の最優秀賞は、徳島県の坂東明文さんです。糖度:6.8は平均値の1.2倍、抗酸化力:41.9は平均値の1.5倍、ビタミンC:31.9も平均値の1.5倍です。


冬大玉トマト部門の最優秀賞は、熊本県の澤村輝彦さんです。糖度:7.1は平均値の1.5倍、抗酸化力:34.6は平均値の2.6倍でした。


食味の評価で5を獲得されたのは5名。大阪府の大島哲平さんのロッソナポリタン、兵庫県の松本佳則さんのロッソナポリタン、岐阜県のありがとうファーム(雲英顕一)さんの甘っこ、三重県の竹本博哉さんの甘っこ、兵庫県の宮垣農産(宮垣良一)さんのロッソナポリタンでした。

糖度の1位は大阪府の大島哲平さんのロッソナポリタンで9.3、2位は兵庫県の松本佳則さんのロッソナポリタンで8.8、3位は岐阜県のありがとうファーム(雲英顕一)さんの甘っこで8.7、4位は2名で、三重県の竹本博哉さんの甘っこで8.6、奈良県の浅田仁美のコレットロングも8.6でした。


食味の評価で5を獲得された方は5名、愛知県の3H・育土研究所(藤井実)さんのレッドヒーロー、福島県のチャルジュウ農場(小川未明)さんのオレンジ千果、徳島県のヴェリタス㈱さん、三重県四日市市の鶴見清高さんのアイコ、三重県鈴鹿市の橋本知幸さんのエコスイートミニでした。

糖度1位は愛知県の3H・育土研究所(藤井実)さんのレッドヒーローで11.3、2位は福島県のチャルジュウ農場(小川未明)さんのオレンジ千果で8.8、3位は2名で、徳島県のヴェリタス㈱さんで8.0、三重県四日市市の鶴見清高さんのアイコも8.0でした。


夏ミニトマトの抗酸化力の1位は、三重県の竹本博哉さんの甘っこの135はダントツです。2位は岐阜県のありがとうファーム(雲英顕一)さんの甘っこの78.8、3位は兵庫県の松本佳則さんのロッソナポリタンで75.2でした。

秋冬ミニトマトの抗酸化力の1位は、徳島県のヴェリタス㈱の74.8、2位は愛知県の3H・育土研究所(藤井実)さんのレッドヒーローで67.9、3位は三重県四日市市の伊藤寿一さんで65.5でした。


夏ミニトマト部門の最優秀賞は、ひとり跳び抜けた方、三重県の竹本博哉さんです。抗酸化力:135は平均値の2.7倍。ビタミンC:52.0は平均値の1.4倍。


秋冬ミニトマト部門の最優秀賞は、愛知県の3H・育土研究所(藤井実)さんのレッドヒーローです。糖度:11.3は平均値の1.6倍、抗酸化力:67.9も平均値の1.6倍です。そしてビタミンC:43.8は平均値の1.5倍です。糖度については2位を大きく引き離して、お一人だけ2桁、それも11超えはすご過ぎます。


夏中玉トマトは3点の参加中、ノミネートは1点のみ、つまり即、最優秀賞です。
秋冬中玉トマトは6点参加中、3点をノミネートします。

夏中玉トマトで食味の評価5を獲得されたのは、兵庫県淡路島の田中孝樹さんのフルティカ。
秋冬中玉トマトで食味の評価5を獲得された方は3点、茨城県の方波見洋一さんのシンディスイートと華小町、沖縄県の林真弘さんのフルティカでした。

夏中玉トマトの糖度の1位は兵庫県淡路島の田中孝樹さんのフルティカで7.4
秋冬中玉トマトの糖度の1位は沖縄県の林真弘さんのフルティカで7.8、2位は徳島県のヴェリタス㈱さんで7.5でした。

夏中玉トマトの抗酸化力の1位は、兵庫県淡路島の田中孝樹さんのフルティカで73.0でした。
秋冬中玉トマトの抗酸化力の1位は、沖縄県の林真弘さんのフルティカで51.0、2位は茨城県の方波見洋一さんのシンディスイートで47.6、3位も茨城県の方波見洋一さんの華小町で44.2、4位は徳島県のヴェリタス㈱さんで38.9でした。


夏中玉トマト部門の最優秀賞は兵庫県淡路島の田中孝樹さんのフルティカです。抗酸化力:73.0は平均値の1.3倍、ビタミンC:41.3は平均値の1.3倍です。驚くべきことは田中孝樹さんは就農して1作目のトマトであるということ。この栄養価コンテストは新人有機農家の登竜門ともなっています。今後の活躍に期待すると共に、新人さんのところには、また販売先が弱いことが多々あります。全国のバイヤーさん「今、買いですよ~」

かつても、1作目でタイトルをつかんだ農家さんもいます。農業は自然と人との共同作業。自然のメカニズムを理解し、作物が欲する前に、先回りして、その生育環境をベストに整えていく。自然生態系のメカニズムと作物の生き様を深く熟知している農家ほど、良いものを育てるという感があります。


秋冬中玉トマト部門の最優秀賞は、沖縄県の林真弘さんのフルティカです。抗酸化力:51.0は平均値の1.6倍です。冬でも暖かい沖縄はずるいとお思いの方もおられると感じますが、決してずるくありません。日本の農業は適地適作がモットーです。北から南までさまざまな気候があるから、一年じゅうおいしいものが食べれるのです。栄養価が1.5倍以上になるには、堆肥や有機質肥料を積極的に活用した土作りの技術があるはずです。サトウキビの搾りかすなどの有機物資源の豊富な沖縄はこれから栄養価の高い野菜づくりのメッカになるかもしれません。



ナス部門への参加者は12点。ノミネートは2点。食味評価で5を獲得されたのは1名、徳島県海陽町の平岡伸さんです。


抗酸化力で60の大台を超える方が2点ありました。徳島県海陽町の平岡伸さんで66.9、兵庫県の中末智己さんが65.5でした。


食味評価において今年度のナス部門において、唯一の5を獲得さえた徳島県海陽町の平岡伸さんが最優秀賞です。抗酸化力は平均値の1.9倍、硝酸イオン値を下げることが難しいナスにおいて、硝酸イオン値が100以下とは驚異的です。今回参加者12点の硝酸イオン値の平均は306.84でした。
キャベツ部門には6点が参加、その中の3点をノミネートします。

食味評価において5を獲得された方は3点。神奈川県の加藤雅基さん、東京都の山川敬記さん、愛媛県の小松農園さんです。

抗酸化力の1位は神奈川県の加藤雅基さん浜岬の59.4、2位は東京都の山川敬記さんの冬藍44.7、3位は愛媛県の小松農園さんの彩音43.8です。ビタミンCの1位は神奈川県の加藤雅基さん浜岬の66.0、2位は東京都の山川敬記さんの冬藍51.1、3位は愛媛県の小松農園さんの彩音46.0です。

「硝酸イオンを下げると、糖度が上がる」の法則どおり、ノミネートの3点をみると、硝酸イオン値が15の愛媛県の小松農園さんの彩音が糖度:10.6で1位、硝酸イオン値が292の東京都の山川敬記さんの冬藍が糖度:9.8で2位、硝酸イオン値が346の神奈川県の加藤雅基さん浜岬が糖度:9.5で3位でした。


キャベツ部門の最優秀賞は神奈川県の加藤雅基さんの浜岬です。糖度:9.5は平均値の1.2倍、抗酸化力:59.4は平均値の2.8倍、ビタミンC:66.0は平均値の1.3倍です。硝酸イオンは、平均値よりも約4割少ない値でした。
レンコン部門には、10点の参加がありました。ノミネートは3点。

食味評価で5を獲得されたのは、徳島県の田村健一さんのものが3点、同じく徳島県の冨士田慎也さん、熊本県の森下農園さん。


抗酸化力の1位は徳島県の田村健一さんの備中で290、2位も徳島県の田村健一さんのロータスで241、3位は3点あり、徳島県の田村健一さんのロータス、徳島県の冨士田慎二さんの備中、熊本県の森下農園さんのもので、共に211でした。ビタミンCの1位は田村健一さんのロータスで85.7、2位は冨士田慎二さんの備中で71.1、3位は田村健一さんの備中69.2でした。


レンコン部門の最優秀賞は徳島県の田村健一さんの備中です。昨年に続き2連覇です。抗酸化力:290は平均値の1.6倍、ビタミンC:69.2は平均値の1.2倍でした。

リンゴ部門への参加は6点、内2点をノミネートします。
リンゴ部門は、過去に日本のトップクラスの方が参加してきましたの、平均値が非常に高くなり過ぎています。平均値を超えるのが、まず第一の難関。食味評価で5を獲得されたのが2点、長野県のカネシゲ農園さんと山形県のおきたま農興舎さんです。


抗酸化力の1位は77.5、2位は長野県のカネシゲ農園さんのフジで61.2でした。ビタミンCの1位は長野県のカネシゲ農園さんのフジで11.4、2位は山形県のおきたま農興舎さんのフジで10.3でした。


リンゴ部門の最優秀賞は、長野県のカネシゲ農園さん。糖度:17.8は平均値の1.2倍。リンゴの糖度は一般品が12~15くらい。15を超えるリンゴといば相当に甘いリンゴで、しかも稀ですが、カネシゲさんは17を超えるリンゴというのは、いったいどんな味なのでしょうか?異次元領域といってよいのではないでしょうか?

サツマイモ部門には6点の参加がありました。ノミネートは2点です。

食味評価で5を獲得したのは3点、茨城県の深作農園さんの紅あずま、茨城県の米川修さんの紅あずま、千葉県香取市のワタミファームの紅はるかです。


抗酸化力の1位は茨城県の深作農園さんの紅あずまで327、2位は茨城県の米川修さんの紅あずまで116、3位は新潟県の中澤由紀夫さんの紅はるかで90.1でした。


サツマイモ部門の最優秀賞は茨城県の深作農園さんの紅あずまです。糖度:19.5は平均値の1.4倍、抗酸化力:327は平均値の3.8倍という驚異的な値です。深作農園さんのこの高栄養価のヒミツは、自家製の堆肥にあるとのことです。自家製堆肥の作り方を工夫し、太陽エネルギーを、水溶性炭水化物として、根からも吸収させているとのことです。
白菜部門には4点の参加がありました。2点をノミネートします。

食味評価で5を獲得したのは、岡山県新庄村の斎藤雅子さんのオレンジクイーン、大阪府枚方市の岸田崇さんの黄ごころ65でした。岡山県新庄村では、かなり高性能な堆肥をつくることに成功し、その堆肥を使って作った野菜は、ことごとく高栄養価になるとの情報がありました。
抗酸化力の1位は大阪府枚方市の岸田崇さんの黄ごころ65で61.4、2位は岡山県新庄村の斎藤雅子さんのオレンジクイーンで44.0でした。



白菜部門の最優秀賞は、大阪府枚方市の岸田崇さんの黄ごころ65です。緑の平均値を小さく内側に押し込んでいます。糖度:7.7は平均値の1.9倍、抗酸化力:61.4は平均値の約2倍です。岸田崇さんは、栄養価コンテストにていくもの賞を受賞したひらかた独歩ふぁーむ(大島哲平)さんのところで学んでいる農業研修生とのこと、将来有望な有機農業エンジニアの逸材といえるでしょう。
アスパラ部門は3点が参加、2点をノミネートします。

食味評価で5を獲得されたのは1点のみ、千葉県の安部誠一さんです。

抗酸化力の1位は千葉県の安部誠一さんのウエルカムで56.9でした。2位は北海道の吉原農場さんの大宝早生で48.4でした。


アスパラ部門の最優秀賞は、北海道の吉原農場さんです。抗酸化力は2位ですが、ビタミンCと糖度は1位です。ビタミンC:32.4は平均値の1.4倍です。
丹波黒枝豆部門は7点参加、すべてをノミネートします。

7点とも、食味の評価は5でした。

抗酸化力を比べてみると、1点だけ飛びぬけている方がおられます。


丹波黒枝豆部門の最優秀賞は兵庫県朝来の村上ファーム(村上彰)さんです。村上ファームさんは、昨年に引き続き2連覇です。昨年の結果と比べてみると、糖度:35.1は昨年の1.5倍、抗酸化力:318も昨年の1.5倍でした。他を大きく引き離し、自己記録を1.5倍も上回ったことは、まさに快挙です。

柑橘部門には6点の参加がありました。ノミネートは4点です。
糖度の1位は和歌山県の岩本治さんのゆら早生みかんで16.1、糖度2位は愛媛県の大谷武久さんの甘平で14.9でした。



抗酸化力の1位は愛媛県の大谷武久さんの甘平で79.6、2位は熊本県の保山弘明さんのミカンで62.4、3位は和歌山県の和田守司さんのゆら早生みかんの53.4、4位は和歌山県の岩本治さんのゆら早生みかんの48.5でした。


柑橘部門の最優秀賞は愛媛県の大谷武久さんの甘平です。今年も柑橘の最優秀賞は王者のものとなりました。糖度:14.9は平均値の1.2倍、抗酸化力:79.6は平均値の2.1倍、ビタミンC:48.9は平均値の1.4倍です。柑橘は土作りに3年ほどかかりますので、王者を倒す勇者は、来年あたり現れるのでしょうか?
ゆずはミカンのように皮をむいて食べるというものではないので、柑橘に混ぜるわけにはいきませんでした。ゆず部門には2点が参加、2点とも平均値を大きく上回る栄養価のものでした。

どちらも徳島県海陽町からの参加です。


ゆず部門の最優秀賞は徳島県の海陽町商工会さん。糖度:10.9は平均値の1.3倍、抗酸化力:71.5は平均値の3.2倍、ビタミンC:52.3は平均値の1.6倍という驚異的な成績となりました。
ピーマン部門は2点の参加がありました。


ピーマン部門の最優秀賞は愛知県の株式会社出口祟仁農園さん。抗酸化力:100は平均値の3.1倍、ビタミンC:127は平均値の1.5倍でした。品種のでぐピーは出口さんが長年自家採取しているオリジナル品種です。

ひとつだけ突出したものがあります。


カボチャ部門の最優秀賞は北海道のソラナファーム(濱田敏史)さんのクリ将軍です。糖度:20.7は平均値の1.6倍、抗酸化力:41.0は平均値の2.2倍、ビタミンC:61.3は平均値の1.7倍という驚異的な成績でした。

夏ジャガイモ部門への参加は3点ありました。

紫のジャガイモは栄養価が高くなる傾向がありますが、品種の能力を発揮させる土づくりが、まず必要と考えられます。硝酸イオンが多くなる土壌では、栄養価は下がってしまう傾向があります。


夏ジャガイモ部門の最優秀賞は徳島県の坂東明文さんのキタアカリです。糖度はやや低いですが、抗酸化力:67.6は平均値の1.7倍。ビタミンC:44.1は平均値の1.4倍。硝酸イオン値は平均値の45%減でした。
赤カブ部門には2点の参加がありました。
「もものすけ」は抗酸化力が平均値の2倍ととても良いのですが、硝酸イオンも平均値の2倍ということで、今回はノミネートを見送りました。


赤カブ部門の最優秀賞は、兵庫県丹波市の岩元清志さんです。糖度:8.1は平均値の1.4倍。抗酸化力:24.1も平均値の1.4倍。ビタミンCも平均値の1.4倍でした。硝酸イオンはゼロと非常に良い成績でした。

この1.4倍という数字が有機栽培が高栄養価になる理由と密接に関係していると考えられています。化学肥料を用いた栽培では、細胞の原料であるタンパク質、そのタンパク質の原料であるアミノ酸を、硝酸やアンモニアなどの無機態の窒素から合成するので、光合成で生産した炭水化物をたくさん消費してしまいます。ところが有機栽培では、アミノ酸態の窒素を直接的に根から吸収するので、アミノ酸を合成するために光合成によって生産した糖の消費が少なく、糖が余るので、高栄養価になると考えられています。では、化学肥料栽培とアミノ酸肥料栽培での生育や栄養価の差はどれくらいなのか?これが1:1.4くらいでないかと推測されています。つまり、アミノ酸肥料で栽培すると、化学肥料栽培の140%の栽培になるというのです。

つるむらさき部門への参加は2点です。
このグラフも硝酸イオンを抑えることができたら、栄養価が高くなるということを裏付けるような結果となりました。

つるむらさき部門の最優秀賞は兵庫県神戸市の炭育ち池上農園(池上義貴)さんです。抗酸化力:129は平均値の2.7倍です。ビタミンC:124は平均値の2倍です。硝酸イオンも170と非常に低く抑えてあります。

参加が1点だけの品目は45点ありました。その中から、平均値データと比較して非常に栄養価が高いというもの13点を優秀賞としました。

大阪府枚方市ひらかた独歩ふぁーむ(大島哲平)さんの芽キャベツ。平均値は5検体分の芽キャベツの平均値です。抗酸化力:129は平均値の3.2倍でした。硝酸イオンもゼロととてもよい成績でした。

徳島県の野本勝一さんのかつお菜。かつお菜の食べ方は小松菜のようにお味噌汁の具として使われることが多いとのことで、平均値は小松菜(431検体)の平均値との比較です。糖度8.5は平均値の1.4倍、抗酸化力とビタミンCは共に平均値の2倍。硝酸イオンは平均値の半分でした。

福島県会津若松の永島信義さんのくきたち菜。これも食べ方としては小松菜とおなじような食べ方なので、平均値は小松菜(431検体)の平均値との比較です。抗酸化力が平均値の2倍、硝酸イオンが平均値の70%減というとてもよい成績でした。

徳島県の徳島有機ファーム(三栖谷耕一)さんのルッコラ。ルッコラの平均値は145検体分の平均値です。糖度は平均値の1.6倍、抗酸化力は平均値の4.4倍、ビタミンCは平均値1.2倍、硝酸イオンは平均よりも65%減というとても良い成績でした。


 兵庫県神戸市の炭育ち池上農園(池上義貴)さんのビーツ。ビーツの平均値は13件体分です。糖度は平均値の1.5倍、抗酸化力は平均値の3.3倍、ビタミンCは平均値の1.8倍、硝酸イオン値は平均値の17分の1ととても良い成績でした。

もうひとつ兵庫県神戸市の炭育ち池上農園(池上義貴)さんの赤水菜。平均値は紫水菜9件体分。糖度は平均値の1.6倍、抗酸化力は平均値の4倍、ビタミンCは平均値の2.6倍、硝酸イオンは平均値の6分の1というとても良い成績でした。


北海道の大和田真樹さんのユリネ。平均値は2件体分。糖度は平均値の1.4倍、ビタミンCは平均値の1.7倍ととても良い成績でした。

徳島県海陽町の丸岡伸次さんのキンカン。平均値は11件体分。糖度は平均値の1.4倍、抗酸化力は平均値の4倍ととても良い成績でした。

和歌山県の宇城栄治さんの柿。平均値は36検体分。抗酸化力が平均値の約2倍、ビタミンCが平均値の1.5倍ととても良い成績でした。

和歌山県の宇城哲志さんの甘長トウガラシ。平均値は7件体分。抗酸化力が平均値の3.1倍ととても良い成績でした。

三重県のアグリUさんの白キクラゲ。平均値はハナビラタケ23件体分。抗酸化力が平均値の2.1倍ととてもよい成績でした。

茨城県の方波見洋一さんのシンディスイートのトマトジュース。平均値は7件体分。抗酸化力が平均値の1.7倍、ビタミンCは平均値の1.8倍ととても良い成績でした。

高知県の炭育ち猪谷農産さんのゆず果汁。平均値は4件体分。抗酸化力が1.8倍ととても良い成績でした。


最後に、グランプリの発表です。


2018年オーガニック・エコ・フェスタ栄養価コンテストのグランプリは、兵庫県の村上ファーム(村上彰)さんの丹波黒豆枝豆に贈らせていただきます。昨年の記録を大きく上回っての2連覇は、すご過ぎます。丹波の黒豆は、栄養価に高い農産物であることはわかっていましたが、その潜在能力をここまで引き出すことができる農業生産技術力の高さには驚きです。そしてその安定感もすばらしい。これからも栄養価の高い丹波黒を作り続けていってほしいと心から思います。






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