2016年8月29日月曜日

オーガニックフェスタ2016の会場のようす




一般の生活者の方に、「栄養価の高い野菜の、そのおいしさを知ってもらいたい」というのがテーマ。「野菜や果物は人の美と健康を支えるために欠かせない食べ物」という認識を広めたい。また「栽培方法によって、栄養価やおいしさは大きく変わってくる」ということも知ってもらいたい。ということで、これまでの栄養価コンテストを通じて、栄養価の高い野菜や果物をつくれるという生産農家さんに、自慢の野菜を持ち寄ってもらって、しっかり自慢してもらうということを行いました。

徳島の阿波農産の濱田さんが持っているのはビーツ。ホウレン草の甘い株元がカブラのように太ったもの。ロシア料理のボルシチには欠かせない野菜で、ボルシチの赤色はこのビーツの赤い色。ロシアではビーツのことは「食べる輸血」といわれるほど、栄養価が高く、免疫UP、整腸作用、便秘解消、貧血予防などの効果があるという。

大阪の枚方の大島さん。人参と大根はアッという間に完売してしまいました。


徳島のイシイフーズさん。神山鶏という独自ブランドの地鶏に取り組んでいる。徳島市から鮎喰川をさかのぼったところにある柚子とスダチとウメの山間の町。そこは山の中腹に豊かな湧き水があり、その湧き水を活用して養鶏をしている。特徴は全部メスでやわらかい肉質。エサにこだわりがあり、おいしいの秘訣もそこにあるらしい。

オーガニック・フェスタの当日は2月14日のバレンタインディでした。お菓子屋さんが花を添えてくれました。


日本有機農業普及協会の徳島支部のブース。壁には栄養価コンテストで受賞した歴代の方々の表彰状が貼られていました。


アミノ酸肥料とミネラル肥料を販売しているジャパンバイオファームの太田さん。土壌分析と施肥設計について話をされておられました。

これは田んぼの水を管理するロボット。気象観測装置のようなもの。田んぼの水を最適に管理し、おいしいお米作りをアシストするもの。

栄養価もおいしさも旬の時がもっとも高まる。いつも、おいしくて栄養価が高いものを提供しようとすると、旬の時にしっかりつくるのがよい。旬のときにしっかりつくり、旬の高いおいしさと栄養価を、しっかりキープする加工技術が必要であり、有機栽培においても加工食品の取り組みは必要不可欠になってきている。野菜や果物の中には、乾燥させることで栄養価が高まるものもあり、おいしさがUPするものもある。

メインステージでは一日中、講演が次々に行われました。

会場入り口では、日本有機農業普及協会の徳島支部さんが用意してくれた、旬の野菜がお出迎え。

徳島のラン生産者組合の方々が、ランの品評会とフラワーアレンジメント体験教室を同時開催してくださり、会場入り口では、色とりどりの花々が飾られていました。


白い笠は、毎月、月末の日曜日に徳島市新町川沿いで開催されている徳島マルシェの白い笠。実行委員会が「栄養価の高い野菜をぜひ自慢してください」と呼びかけた生産農家さんと徳島マルシェの生産農家さんはかぶっていることが多く、徳島マルシェさんが引っ越してきたみたいになりました。


マルシェの醍醐味は試食が多いこと。食べてみないとわからない。


生産農家さんに直に話が聞けるのが魅力です。


ちょっと有機農業の技を使って特別につくった栄養価の高い野菜とそうでない普通の野菜を食べ比べてもらう。おいしいと思った方にシールを貼ってもらうという企画です。ソムリエ協会さんとドコモのアグリガールさんに手伝っていただき、大変盛り上がりました。


和歌山の自然農法の達人、橋本さん。

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